プレス作業者への尊敬
今日はマニアックな話です。
今週は僕の作業量が多いはずなんだけど、なかなか流れてこない。なので前工程に手伝いに行ってきた。で、なぜかプレスをやることになった。プログラム(東芝のFANUCだった。高校のとき使ったことがあるから懐かしい)だけセットしてもらった。
プレスなんかやったことがないから疲れた。つーか怖かった。指が無くなってる人もいるのでフットスイッチ?ボタン?を踏むのが怖い。強く踏みすぎるとダメ(非常時のためか上型が上がる)なので、半踏みしてたら足がつった(運動不足だな)。見た目より大変だと思った。それより一番思ったのが、
こんなんで角度なんか出るわけがないってこと!
同じ材質で同じように曲げても角度が変わってくる。何もいじってないのに角度が変わる。こんなの出来るか!って感じだった。昔から何も進化してないんじゃないかって思う。でも古いプレスはもっとやばかった。僕の職場は意匠品を扱ってるんだけど大丈夫かな?すごく目立つけど。
角度は入ったり、開いたりしてたけど気にしないことにした。後工程の人頑張ってって思ったけど僕じゃん(笑)。自分で曲げて自分で溶接するとか切ないな。なんか残業もしたし、もう二度としたくない。
でもいずれ覚えなくては。職人さんが必要とされていない現状では、広く浅く技術を覚えたほうがいいと思う。ひとつのことだけ特化して出来るようでは駄目なようです(新しい技術のおかげで必要では無くなっている)。多能工にならなければ。