僕「たこ焼き作ろうか!」K「よし、作ろう!」
僕「まず材料は何だ?」
K「知らない」
僕「そうか」
K「・・・」
僕「・・・」
K「・・・」
僕「作るの面倒だな」
K「うん。つーか別にそんなに好きでもない」
僕「たしかに。あれば食うんだけどな」
K「・・・」
僕「・・・」
K「買いに行くか」
僕「いや買ってまで食いたくないよ」
K「じゃあやめるか」
僕「そうしようか」
K「・・・」
僕「・・・」
K「・・・」
僕は無言で、箱から取り出したたこ焼き器を丁寧に箱に戻した。
昼過ぎに起きて、先週の梨塾で貰ったたこ焼き器を使おうとしたときの話。食欲がめんどくささに負けた瞬間である。
そして今、やっぱり食べたくなっている。