町内C級ライダーです。 6/25

新釈 走れメロス

 これって大丈夫なのと不安になった。でも原作より楽しめた。
 原作とは逆に約束を守らないために走る(逃げる)という、なんともすごい話だった。原作ファンに怒られないのかな?
 「俺の親友が、そう簡単に約束を守ると思うなよ」
 これはかなりきた。森見さんの他の本に出てくる「恥を知れ!!しかるのち死ね!!」みたいにとても好きな感じである。
 ちなみに他4篇も楽しかったが、原作を読んでいないので読んでいればばもっと楽しかったかもしれない。
 あと原作の主人公はメロスじゃなく、セリヌンティウスだと思う(笑)。

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)


 ということで、ロマンチックエンジンを加速させ、黒髪の乙女を探し出し、ジョニーが暴発しないように心掛け、猫ラーメンに誘いたいと思った。結末は当たり前に「ハッピーエンドだ。誰もが赤面することうけあいだ」となるだろう。
 「諸君、異論があるか!?あればことごとく却下だ!!」
 こんな感じに森見登美彦にはまっている。